2019年1月8日火曜日

対魔忍学



エロジャンルは掛け算だ。どれだけシチュを詰め込んでも0が混じっちゃ意味がない


KKのKはコンテナのK。どうもKKです。

今回は対魔忍についての記事になります。
対魔忍自体は半年くらい前にプレイして、その頃から記事にしてくれと要望があったのですが対魔忍を1作品プレイしただけで対魔忍を語るのはどうなのか?と思い色々なLilith作品に手を出しているうちに記事の投稿が遅れてしまいました。

前置きはこれくらいにして早速記事の方を書いていきたいと思います。


[対魔忍の世界観]

対魔忍の世界観を軽く説明しますと、時代設定は近未来。魔が蔓延る魔都、東京で魔に立ち向かう忍者集団「対魔忍」が立ち上がる──
といった感じです。どうですか?これだけ聞くとスタイリッシュニンジャアクションなのかな?といった印象を受けますよね。
実際作品の序盤はスタイリッシュニンジャアクションが展開されます。


[ぼくのりりすへんれき]

対魔忍がどういったゲームなのか説明する前に、まず私のLilith遍歴を語りたいと思います。

<監獄アカデミア>

そうですね……私とLilithの出会いは確かDMMのセールでした。既存のエロにマンネリを感じでいた私は未開拓のジャンル「エロゲ」に手を出したいと思い自分の好みのジャンルで検索していました。
そして辿り着いたのが対魔忍と同じLilithが手掛ける「監獄アカデミア」というゲーム。エロゲなんて友人に勧められたゆずソフト作品の序盤しかやったことのない私は正直物怖じしましたが、かの有名な対魔忍と同じ制作会社であること、レビューを見た感じそこまで酷評もされていないことから大きくハズレはしないだろうと思いセール中というとこともあって購入しました。

ゲームの大筋としては強く正しく美しい女将校が逆恨みで酷い目にあわされる(オブラート)といった内容なのですが起動してビックリしました。オープニング映像とBGMが迫真すぎてめちゃくちゃカッコいい。
監督は本当はエロゲじゃなくてSF作りたかった人なんじゃないか?と思うくらい力が入ってました。

ストーリーの導入部分も凄くてユーリアという諸葛亮とエリザという関羽が劣勢の軍を率いて瞬く間に敵本陣を強襲、敵将校の首を刎ね惑星を一つ平定してしまいます。
もうなんというか本当に凄いです。弥鱈立会人が見たら絶頂してしまうんじゃないかってくらいの強さを見せつけられます。

そしてその強い女がドロドロに堕ちます。
堕ちモノが好きな人間からしたらこの落差が大きければ多いほどイイんですが監獄アカデミアはその点凄くよかったです。

そしてなんやかんや全ルート回収まで楽しんだ私ですが、クリア後特に監獄アカデミアで致そうなどは思わず、隠しフォルダの肥やしになっていました。

<対魔忍アサギ>

そうしてLilith作品としばらくご無沙汰だった私に転機が訪れます。
私にはAくんという小学生時代からくだらないエロ話で盛り上がっていた友人がいるのですが、久しぶりにAくんと遊んだ時に最近Lilithの監獄アカデミアというエロゲをプレイしたという話をしたところLilithファンのAくんは僕に「対魔忍アサギ」を貸してくれました。

どこかのコピペみたいな話ですがマジです。
そして対魔忍アサギを手に入れた私は再びLilith作品と向き合うことになります。

「対魔忍アサギ」──言わずと知れたLilithのエース作品であり、エロゲと言えばというくらい売れたビッグタイトルです。
監獄アカデミアを楽しめた私は正直楽しみでした。

蓋を開けてみるとまぁ満足。Lilithの王道とも言える「強い女があの手この手で堕とされる」という展開です。
多少絵の古さやシステム面での不便さも感じるところはありましたが、これも全ルート回収。

さてここからが結構長いので駆け足で行きたいと思います。

<対魔忍ユキカゼ>

2作品目対魔忍アサギを堪能した私は対魔忍シリーズでも屈指の人気を誇る「対魔忍ユキカゼ」をプレイしようと思い購入しました。

対魔忍ユキカゼの特徴として、ヒロインのユキカゼが幼い褐色絶壁という対魔忍の中では異色な属性持ちで、かつ作品自体もNTR要素が強めとなっています。

NTRといえば昨今NTRの多様化によってNTRと一口に言ってしまうのははばかられるくらい解釈に違いが出てきていますが対魔忍ユキカゼは結構正統派なNTRですので解釈違いで頭を悩ませてる古からのNTRファンも安心ですね。

(大体さぁ……クラスのマドンナがウェイウェイの陽キャにズッコンバッコンやっちゃうのをNTRとか言っちゃう風潮なんなん……?マドンナちゃんはそもそもお前のもんじゃないんやしNTRのクソもねぇよ)ここ白字にしとけ

<監獄戦艦3>

「澤、口の中が甘くなっちまったよ。辛いものか濃いコーヒーを持ってきてくれ」
ということで対魔忍ユキカゼはNTR色が強かったので、少し気分を変えたいと思いLilithの中でも苦めと評判の監獄戦艦3をプレイすることにしました。

設定的には監獄アカデミアのような感じで強い女将校を堕とす流れ。

Lilith作品は基本的にヒロイン2人のマルチエンディング制で、例えば対魔忍アサギだと「アサギとさくら」の姉妹。監獄アカデミアの「ユーリアとエリザ」は上司と部下。対魔忍ユキカゼの「ユキカゼと凛子」は先輩後輩といった具合でいい感じに毛色の異なったダブルヒロインで幅広い受け口を作っています。

そして今回の監獄戦艦3の「ベアトリスとキラ」は母娘でありながら上司と部下といったてんこ盛りな関係性。
母のベアトリスはTHE・Lilithな気の強い女将校。対し娘のキラは母親を盲信するマザコン褐色娘、とキャラ自体は結構キャッチーな感じもしますがゲーム内容は今までの作品と比べてもかなりハードなもの。
監獄アカデミアをグツグツ煮詰めて隠し味にユキカゼを入れてみました、みたいな感じですかね。

まぁ個人的には全然嫌いじゃないです。

<対魔忍アサギZERO>

Lilithの最新作。対魔忍アサギの前日譚です。
物語はアサギの通っている学校から始まります。(そういえばエロゲの登場人物は全員20歳以上という不文律がありますが、その場合この学校は専門学校的な扱いになるんですかね。アサギは対魔忍養成機関である五車学園への入学を拒否して一般の学校に通っているという設定がありますがこれもうわかんねぇなぁ……)

流れ的には王道を征くTHE・Lilithです。イラストも美麗で現在の技術で対魔忍アサギを作るとどうなるかといった「対魔忍アサギ・リマスターズ」といった感じです。


[Lilith作品の遊び方]

対魔忍の記事を書こうと思って書き始めた当記事ですが、なんか思ってたよりLilith色が強くなってきたのでLilith全体の記事にシフトチェンジしたいと思います。

さて、ここまで全部読んだ方はもう理解できていると思いますが、Lilithのゲームは「復讐に燃える男が気の強い女を洗脳・改造して己の性欲と復讐心を満たす」といった構造になっています。

そしてヒロインは毛並みの違うダブルヒロイン、ともなればゲームの進行はこうなります。

はい負け~(男は気の強い女に勝てないため)

こなくそならば仲間と準備をして復讐だ。

罠に嵌めて捕獲

洗脳

選択肢1/俺が直々にAを懲らしめる
選択肢2/俺が直々にBを懲らしめる

洗脳

選択肢1/俺が直々にAを懲らしめる
選択肢2/俺が直々にBを懲らしめる

洗脳×n回

大成功、やったぜ

作品によって詳細は異なりますが大体こんな感じです。
この過程でどちらのヒロインを堕とし、改造が成功してハッピーエンドか、失敗してバットエンドが決まる仕組みです。


[Lilith作品のいいところ]

前項で言った通り悪くいってしまえばワンパターンなLilith作品ですが逆に言ってしまえばそれがいいところでもあります。

確実に我が道を征くLilith作品はLilithファンからすれば絶対に外れず最低限の品質を保証してくれる堅実なエロゲ。

古から男というのは自分が安定して好きなものに傾倒しがちです。行きつけのラーメン屋。行きつけの牛丼チェーン。マンモスを狩って生計を立てていた男達には行きつけの狩場なんてものもあったことでしょう。

冒険はしてみたい……でも気に入ったものは手元に置いておきたい……そんな我儘で女々しい男心を掴んで離さないブランドこそがLilithなのではないでしょうか。


[長々と書いてるけど結局Lilith作品ってどうなの?]

まぁぶっちゃけると私はLilith作品が好きです。めちゃくちゃ楽しんでプレイしました。
今後も記事を書く書かない関係なく新作なんかをプレイしたいなと思いますし、既存のまだ手を付けていない作品にも手を伸ばしたいなと思っています。

皆さんも少しでも興味があれば対魔忍ライフ、引いてはLilithライフを送ってみてはいかがでしょうか。

それでは今回はこのあたりで

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