2019年5月29日水曜日

King Arthur's Gold学




最初はグー、その次パー、グチョパはなしよ、じゃんけんポン♪


KKのKはコンテナのK。どうもKKです。

今回は(LoL+2Terraria)/3くらいのゲーム、King Arthur's Gold(以後KAG)についての記事になります。

私はゲームの記事を書く場合、最低100時間はプレイしてから書こうってのを心がけているのですがKAGは2時間しかプレイしていません。


ではなぜ記事にしたかというとこのゲームからポテンシャルを感じたからです。
このゲームを楽しむには最低でも6~8人必要なのに日本では結構過疎っています。
ですので布教という意味を込めて記事にしようと思った次第なのです。


[KAGの概要]

KAGはSteamでプレイできる無料の2DアクションゲームでSteamユーザーが定義したタグは#マルチプレイヤー #2D #アクション #建設 #中世といったものがついています。

そして要求スペックは以下の通り
KAG要求スペック
もんのすごく軽いゲームです。

Steam!無料!軽い!これだけのお手軽要素が揃っていて何故過疎っているのか?
それはおそらく日本語でサポートされていないのが大きな要因でしょう。

でも安心してください
KAGのWiki
日本語Wikiはちゃんとちゃんとあります。
皆さんのような聡明なゲーマーならWikiさえあれば大丈夫でしょう?


[ゲーム内容]

 冒頭で(LoL+2Terraria)/3なんて説明をしましたが実際どのようなゲームなのか?
簡単に言えばTerrariaのような2Dで戦ったり旗の取り合いをしたりするゲームです。
正直LoL要素は凍らせたアクエリアスの最後の方くらい薄いですがキャッチーなのでそういう表現を使いました。許してヒヤシンス

ゲーム画面
さて冗談はさておき実際のゲーム画面を見せながら説明していきます。
画面に映っているおっさんは自キャラ、 画面上の方のマップによると今自キャラはマップの左端にいます。
仮に今いる左端地点を赤チームの拠点だとしましょう。
そして反対側の右端地点は青チームの拠点。

両チームは互いの拠点に侵攻し相手拠点にある旗を自拠点に持ち帰れば勝利です。

めttttっちゃ簡単ですね。
小学生が廊下とじゃんけん使ってやるくらい簡単なゲームなのでここまでで分からないなんて人はまさかいませんね?

ですがこのゲームの難しいところは使えるキャラが3種類いるところです。

<Knight-剣おじ->

Knight-剣おじ-
まず最初は剣を持ったおじさん、Knightです。
彼は体力が4あるマッチョマンでチャンバラソードをぶんぶん振り回して戦うナイスガイです。
チャンバラソードの他に敵の攻撃を防ぐ盾、地形、建造物を破壊する爆弾を使用出来る前線で戦う人です。

<Archer-弓おじ-> 

Archer-弓おじ-
彼は弓で遠距離からチクチク攻撃する陰キャマン。
きっと便所で飯を食い、休み時間は眠たくもないのに寝たふりをするような学生生活を送っていたのでしょう。
そんな彼は体力が2しかないモヤシですが地形にフックを打ち込み立体起動をすることが出来ます。(す……凄い!どこでそんな立体起動を!?)(またなんか俺やっちゃいました?)


<Builder-土方のにいちゃん-> 

Builder-変態糞土方-
彼は体力3で総合力に優れたキャラ。総合力で言うと完全に趙雲を超えています。
趙雲

彼はこのゲームを面白くしている張本人で、なくてはならない存在です。

というのもこのゲーム、なにもしないと旗が剥きだしで簡単に敵に奪われてしまうのですが土方のにいちゃんがいると壁や罠などの建造物を建てて旗周りを要塞化することが出来ます。
要塞化してしまった旗を剣おじ、弓おじだけで攻め落とすのは困難で味方の土方のにいちゃんに梯子をかけてもらったり地下坑道を掘ってもらったりする必要があります。


[基本戦術]

このゲームは人数が揃うと試合が始まり、まず準備フェイズになります。
その準備フェイズでプレイヤーはBuilderになり木をこり石を掘り資材を集めてその資材で要塞を作ります。
そして準備フェイズが終わるとKnightやArcherにクラスチェンジして敵の拠点に攻め入ります。
しかし当然敵も要塞を建てているのでそのままでは攻め落とせません。
そこで敵を倒した時や地面に埋まっている金塊でアイテムを購入しましょう。

敵の拠点が木で作られているなら火矢で燃やしてしまいましょう。
石なら爆弾で吹き飛ばしてしまいましょう。
攻城用カタパルトで要塞を敵ごと吹き飛ばしてしまうのも一興でしょう。

後はBuilderが梯子をかけたり坑道掘ったり前哨基地を作ったりして敵の拠点を壊滅させて旗を奪いましょう。


[このゲームの楽しみ]

こうした戦争と攻城戦のダイナミズムを楽しめるのがこのゲーム、King Arthur's Goldの魅力の一つです。

まぁ細かいことは2時間しかプレイしていない私には理解しかねますが気になる方は是非一度プレイしていてはいかがでしょうか?

なんたって無料で軽いゲームですから。

それでは今回はこのあたりで。

2019年5月22日水曜日

Sid Meier's Civilization学




書くことは共有することだ。思想、概念、見解。考えを共有したいと願うのは人の性だろう。




KKのKはコンテナのK。どうもKKです。

今回は大人気ターン制ストラテジーゲーム「Sid Meier's Civilization Ⅵ」通称Civ6の記事になります。






[今回の記事の主題]

私がゲームの記事を書く時に心がけていること、それは「初心者にも分かりやすく、かつこのゲームをやったことのない人がやってみようかな?と思ってくれるような記事にしよう」ということです。

ですが先に言っておくとこの記事はそんなつもりは毛頭ありません。なぜならCiv6というゲームは要素が多すぎて0から10まで説明しようと思うとめちゃくちゃしんどいからです。
そして私がどれだけ事細かに説明しても専門用語多過ぎで1mmも理解出来ないでしょうし、ターン制ストラテジーというジャンル自体がマイナーすぎ+Civ6自体の値段もかなりするのでたぶん誰も買わないからです。

ですので今回は「もうゲーム自体は持ってるけど何したらいいかわからない」「Wikiを読むのもめんどくさい」といった層に向けての記事になります。

なのでこの記事を読む前にはまず「Sid Meier's Civilization Ⅵ」買いましょう。話はそこから始まります。


[このゲームの勝利条件]

まずゲームには目標があります。
「Battle Field」なら敵を倒しより多くの敵地を占領する。
「League of Legends」なら敵のネクサスを破壊する。
「Factorio」なら衛星を打ち上げる。
「対魔忍」なら欲望のままに対魔忍を辱める。
プレイヤーはゲーム製作者が決めた目標を達成すれば勝利となるわけです。

ではCiv6における勝利条件とは何なのか?大きく分けて4つあるのでそれぞれ紹介します。
1.制覇勝利
2.科学勝利
3.文化勝利
4.宗教勝利

<制覇勝利について>

制覇勝利に必要なのは軍事力と科学力です。
Civ6には自分の他に何人かのプレイヤーやCPUがいますが自分以外のプレイヤーの首都を自分で制圧すれば勝利になります。
科学力を伸ばして敵国より優れたユニットを研究してその軍事力で隣国から順に飲み込んでいくだけです、非常に分かりやすいですね。

<科学勝利>

科学勝利に必要なのは科学力と生産力です。
Civ6というゲームは文明が都市を作り投石兵などが戦う太古の時代からゲームがスタートしますがゲームが進むと弩兵や銃兵、戦車やヘリコプターなどが出てくるようになります。その時代の総仕上げとして衛星を宇宙に飛ばして火星に入植すれば勝利です。
達成するのは莫大な科学力と生産力(工業力)が必要になります。

<文化勝利>

文化勝利に必要なのは文化力と観光力です。
正直言って文化勝利という勝利条件はめちゃくちゃややこしく初心者向けではないのですが一応説明するとモニュメントや劇場広場などを建てると得られる文化力を伸ばすと「国内観光客」が増えていきます。そして傑作を得たりや国立公園を建てて観光力を伸ばすと「国外観光客」が増えていきます。「国外観光客」の数が他のすべての文明の「国内観光客」の数を上回れば勝ちです。
意味わからんでしょう?詳しく知りたかったらWiki見てください。
FrontPage / 攻略情報 / 観光・文化勝利

<宗教勝利>

宗教勝利に必要なのは信仰力です。
自分で宗教を創始して他のすべての文明が自分の宗教を主流の宗教とするまで布教すれば勝利です。
どういうことか?例えばA国B国C国があるとします。3つの国はそれぞれ人口20人です。A国が勝つためにはA.B.C国すべての国で10人以上にA教を布教すればいいのです。布教するためには伝道師や使徒を信仰力で購入する必要があるので信仰力が大事なんですね。


[勝つために何をする?]

何をすれば勝ちなのか分かったところで、じゃあ何をすればいいの?となるのがこのゲームの難しいところ。
いかんせん出来ることが多すぎるうえにゲームが進むにつれて出来ることは加速度的に増えていきます。

4つの勝利条件があり、すべきことはそれによって変わってきますが最序盤にすべきことはすべて同じです。ではそれを学んでいきましょう。

1.防衛
2.拡張
3.内政

<防衛>

防衛は何においても最優先するべきです。というのもこのゲーム、自国の首都が陥落した時点でゲームオーバーなくせに何もしないと初期ユニットである戦士が3体もいれば普通に首都を落とせてしまいます。つまり好戦的なプレイヤーが隣にいて自分が軍事的な備えをしていなかったらそれだけでゲームオーバーです。ですので最低限都市を守れるだけの備えはしておきましょう。
このゲームは攻めるより守る方が圧倒的に有利なので投石兵1体+戦士1体もいれば大体防衛出来ます。

<拡張>

首都を守れるだけの余裕が生まれた来たら今度は都市を増やしましょう。開拓者を生産or購入して資源が豊富そうな場所に新たな都市を建てましょう。もちろん都市を建てたなら最低限の防衛はしましょう。
このゲームは都市の数 = 国の強さに直結します。都市が10もあれば安泰、12~15もあれば余裕で逃げ切り勝利可能です。
ですので防衛出来る自信があるならどんどん都市を拡張していきましょう。

都市を増やす手段は開拓者だけではありません。もし隣の国が防衛もせずにひたすら拡張しているようなら軍事ユニットを作成して征服しましょう。自分は軍事ユニット+新たな都市を得ることが出来ますので圧倒的に有利になれます。

<内政>

ゲームが中盤に差し掛かると開拓者のコスト増加+隣国の軍備が整う+そもそも空いてる土地がないという状況になり拡張が困難になります。
ここからが各勝利条件向けの動きになります。
制覇勝利なら内地にキャンパス区域を建てて研究しつつ前線都市に兵営を建てて軍拡。
科学勝利なら最低限の防衛戦力を配備しながら各地にキャンパス区域と工業ハブを建てて宇宙を目指す。
文化勝利なら劇場区域を建てて著述家や芸術家を採用して傑作を作成してもらう。
宗教勝利なら聖地を建てて信仰力を集めて伝道師や使徒で布教。

金周りが悪いなら商業ハブを建てたり貿易で他国に資源を売る。
都市の快適性が低いなら総合娯楽施設を建てたり貿易で他国から資源を買い取ったり。

自国の強みを生かして方針を決めて一直線で進みましょう。科学もやって文化も宗教もやる、みたいな浮気性はいけません。やること決めてビシっとキメる。それがこのゲームで勝つのに大事なことです。


[多彩な指導者]

勝利条件とすべきこと、このゲームがどんなゲームかぼんやり分かってきたんじゃないですか?
分かってきたところでCiv6を彩る多彩な指導者を一部説明して記事を畳みましょう。

Civ6には多彩な文明と文明を導く指導者が存在し、それぞれ違った特色を持ちます。
北はロシアから南はオーストラリア、実在したかも分からないシュメール帝国の指導者ギルガメッシュや教科書にも載っているような中国「秦」の始皇帝まで。

例えば7つの海を制し各地に植民地を持っていた大英帝国イギリスは強力な海軍と別大陸へ入植した際に強力なアドバンテージを得るという特徴を持っており、それらを生かして拡張していくのが勝ち筋となっています。

大航海時代や異端審問、魔女裁判などでおなじみのスペインはそれに準じた特性を持っていて大陸間の貿易に大きなボーナスが発生したり、自国と違った宗教を信奉するプレイヤーと戦闘する場合に戦闘力のボーナスを得ます。

現代に至るまで工業力で世界のトップを走るドイツは他文明より安価で生産力に優れた工業ハブを作成出来ますし、スパイで高名なフランスは優秀なスパイを多数抱え込み平和裏に他国の経済や内政をズタボロに出来ます。

このように文明や指導者によって得意なことは大きく違いますので効率的に勝ちたいのならこのあたりを吟味して自分の得意な文明を見つけるのもよし、歴史が好きなら好きな指導者を選ぶもよし。まずは思うがままにプレイしてみましょう。


[おわりに]

この記事を最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。
この記事を読んでゲーム買ったよって方、ありがとうございます。
でもたぶん挫折すると思います。

その挫折を乗り越えてハマったよって方いたら一緒にやりましょう。連絡待ってます。
もちろん初心者の方の質問も大歓迎です。