2021年8月10日火曜日

名にかけて学【おつまみ記事】



ニースンガーネー ラインジャニクンガッタ センガグレッソヨ



KKのKはコンテナのK。どうもKKです。

皆さんは名にかけたことがありますか?


一般に「~(人名)の名にかけて」という使われ方をし、(人名)の部分には自分と所縁のある高名な故人の名前を入れます。


「この事件の真犯人を暴いてみせる!じっちゃんの名にかけて!」

こんな感じで使います。


意味としては「この約束は必ず守る。守らなかった場合(人名)が恥をかく」というぱっと見他力本願時な言葉なのですが、自分に所縁のある人名を使うことで「(人名)が恥をかくということは私も同じく恥をかくと同義」という意味にしているわけです。(参照:『クチビル日記』お前の母ちゃんでべそ学)


だから例えば私が「徳川家康の名にかけて」と言ってもお前と家康関係ないやんってなりますし、「従兄弟の航平くんの名にかけて」と言っても航平くんのネームバリューが足りない場合一笑にふされるわけです。


また、故人であることにも意味があり例えばトヨタ自動車の御曹司である豊田大輔氏が「父親である豊田章男の名のもとに決闘を申し込む」なんて言ってきても章男氏の報復を恐れ大輔氏に殴られるしかなくなるので、本来の目的である対等な約束としての使用が出来ないわけです。


つまり人名は「自分と所縁のある」「高名な」「故人」が最低条件となるわけです。


ちなみに私が限界まで名をかけた場合「先祖アダムの名において」となります。

これはたぶん人間であれば誰でも使えるので名にかけたい時はどんどん使ってください。


皆さんも自分のルーツを調べたり信じる宗教、神話があれば名にかける時におーっとなるかも?


では今回はこのあたりで。