KKのKはコンテナのK。どうもKKです。
今回の講義の題名は少し難しいですが、言語学の一部だと思って読んで下さい。みなさんが効率的にコミュニケーションを取るにあたって大切な学問ですので心して受講するように。
みなさんは今どれくらいの言葉(ことば)を知っているでしょうか。パッと数えてみると大体40くらいから二重に数えてたりしてうまく数えられないのですが、かなり多そうですよね。また、たくさん覚えているせいで肝心な時に思い出せない単語があったりして記憶力の無さを痛感してしまうこともありますね。
し か し 、
本日の講義をマスターすればそんな煩わしいことは一切無くなります。
いつものように簡単な例とともに理解していきましょう。
みなさんは四則演算できますか?
1+1=2
10+10=20
5-4=1
2*9=18
6/2=3
わかりますよね。でもどうやって頭の中で考えました?
九九は大体覚えていますが、足し算引き算割り算はどうでしょうか。きっと頭の中で数を足したり引いたり割ったりして”計算”したはずです。
我々はこの計算のやり方を知っています。つまりこれは知識であり、幼少期に暗記したのです。しかし我々が記憶しているのはこの”やり方”だけですので、先程の例で言えば四則演算のすべての組み合わせを覚えなくとも、答えが導き出せるのです。もし日本の義務教育で四則演算のすべての数の組み合わせを覚えるとしたら想像できますか?日常的に使うのは100000くらいの数までですので、これらのすべての数の四則演算を覚えるのです。とても非効率的ですよね。
ですが、実は我々は日常的に使用する言語においてこの非効率なことを日常的に行ってしまっています。
その最たる例が、対義語の概念です。
右の反対は?
左ですよね。これすごくアホらしいです。右の逆を”左”と暗記しているのですから。これと同じようなのが山ほどあります。対義語を覚えなくとも、あることを覚えてそれの逆は「~の逆」をつけるだけで意味は通じるのです。
例
右⇔右の逆
明るい⇔明るいの逆
静か⇔静かの逆
暑い⇔暑いの逆
もうおわかりですよね。上から、左、暗い、うるさい、寒いは覚える必要はありません。対義語の”作り方”を覚えるだけであとは作り出すことができるので暗記する必要はありません。単純計算で暗記する量は大体1/2くらいになります。
「~の逆」というのも言語基本則と呼ばれるものです。基本則を覚えていれば上記の通り記憶量は半減します。
記憶域の空いたスペースには好きなものを詰め込みましょう!
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